2016年7月12日火曜日

パリで食べるもの その1 ボブン

 今日はじめじめと不快な暑さ。周りには早めの夏休みを取ってヨーロッパ旅行をする方もちらほら。SNSにアップされる写真を眺めると、自分も旅に出たい気持ちに拍車がかかります。

 国内・海外旅行どちらにしても、私の旅の1番の楽しみは、ずばり『食』。きれいな風景より、歴史的建造物より『何を食べたか!』これがもっとも心に残ります。

 稀代の食いしん坊の私が、パリに行ったら必ず食べたいものベスト3をお送りします。

ボブン(Bo Bun)

 
 まず最初に思い浮かぶのがベトナムの麺料理ボブン。お米でできた細麺の上に、野菜、牛肉、ネム(ベトナムの揚げ春巻き)ピーナッツなどがトッピングされていて、お椀の底には甘酸っぱいソースが入っているので、よくかき混ぜて食べます。パリではおなじみの麺料理で、ボリュームもあり、気取らずに食べられる庶民の味です。
 
 ご存知のとおり、パリには植民地支配の歴史などを背景にインドシナ半島からの移民が多く、ベトナム料理店もたくさんあり、そのほとんどでボブンが食べられます。

 日本でもベトナム料理はかなり浸透してきましたが、フォーを出すお店は多くても、ボブンはなかなか食べられません。日本人の好きな味なので流行ると思うのですが…。この食べたくても食べられない(自分じゃ作れないし)切ない気持ちはもはや『渇望』と言えるレベル。
 
 上の写真は3区Rue VoltaにあるRestaurant SONG HENG。人気店で昼時は相席必至でお店の外には行列もできるお店です。メニューはフォーとボブンの2種類しかありません(ここはフォーも美味しいです)。パリに行かれる方はぜひボブン、召し上がってみてください。

 あ~食べたい。
 
 続きます。

0 件のコメント:

コメントを投稿