2017年2月27日月曜日

キリンダイアリーVol2

 イザベル・ボワノが、創刊号の表紙を担当させていただいた『Kirin daiary キリンダイアリー』の最新号が発売となりました!今回も表紙を描かせていただいています!





 今号のメインテーマは「世田谷線の魔法」。イザベルのイラストもアーケードの中を世田谷線が走るという、魔法がかかったような不思議な雰囲気を醸し出しています。

 そのほかにも山陰や民藝など気になるキーワードが満載です。今から読むのが楽しみ!

 ぜひ皆さんも、キリンダイアリー片手に、日本のエアポケットを歩いてみてください。

 ご購入はキリンストア店頭、KIRIMUSウェブストアでどうぞ。

2017年2月24日金曜日

マイナビ出版『いちごのお菓子』 

 本日、若山曜子さんのレシピブック『いちごのお菓子』が発売になります。

 イザベル・ボワノがイラストを担当させていただいています。




 いちごって日本人がいちばん好きな果物ではないでしょうか?見た目に美しく、香り高くて甘酸っぱい…。そんないちごを使ったレシピが満載です。

 お菓子作りが好きな人も、レシピブックを眺めて夢想するのが好きな人にもぜひ読んでいただきたいです。どうぞよろしくお願いします。

2017年2月21日火曜日

&Premium最新号

 ここのところ、暖かくて日差しも春めいてきましたね。

 『イザベル・ボワノのパリいろいろ図鑑』を連載させていただいている、『&Premium』誌の最新号が昨日発売になりました。  &Premium HP 
 
 今号のテーマは「学びたい」。この季節にぴったりの「学び」に関する特集が盛りだくさんです!!

イザベルの連載の今回のテーマはパリの路地に広がるモザイクアートについてです。よろしくお願いいたします!

 大人になるとなかなか自分や社会のために「学ぶ」ということが時間的に難しくなってきますよね。自分の仕事関連の分野であれば、日々学んでいるとも言えますが…

 長男が中学校入学、次男は幼稚園に入園するこの春、私も何か新しいことを始めたいと思います。


2017年2月9日木曜日

失恋ガト・オ・ショコラ

 連日仕事に追われて夜更かし三昧の日々ですが、夜中に休憩タイムと銘打ってこそこそ食べるチョコレートの味は格別ですね。

 そういえばもうすぐバレンタインデー。今回は私のフランス菓子を初めて手作りしたときのエピソードを書きたいと思います。

 わたしの叔母が、ケーキ職人をしていまして(今でいうパティシエールってやつですね)、実家に遊びに来ると、クッキーやケーキ、スワンの形のシュークリームなど作ってくれたものでした。家政大学、製菓学校と有名菓子店での修行を経た叔母の作るお菓子はとても美味しく、本格的なものでした。

 中学2年の冬、ある男子に片思いをしていた私は、叔母に頼み、ガト・オ・ショコラを一緒に作ってもらいました。よい材料を使って生地を焼き、洋酒もきちんと効かせたガナッシュクリームを挟んでブラックチョコレートでコーティングされたケーキは、ほっぺたが落ちるほど美味しかったのを覚えています。

 ケーキ箱に入れ、ラッピングし、メッセージカードを添えたガト・オ・ショコラを学校に持っていき(これを持ってきているという校則違反ぶりがドキドキを助長したものです!)、部活を終えると意中の彼の自転車の前かごにそれを置き、友人数人と一緒に、隠れて自転車置き場を覗いていました。この時の緊張はいかほどか!!まさに心臓が口から飛び出してしまいそうです。友人たちもこんな現場に立ち会うことに興奮しているようでその速い鼓動がこちらにも伝わるようでした。

 「あっ!!来た!!」友人の1人が小さな声で囁きます。と、同時にその友人は両手で私の目をふさぎました。

 「えっ??」予想外の出来事に、私は友人の手をほどき、彼の方に目をやります。すると。

 なんと、彼は私も知っている同級生の女子と、肩を並べ、楽しそうに歩いているではないですか!!リサーチ不足!!彼女がいたのです。

 私は思わずその場にへたりこみ、失恋の悲しさと、こんな格好悪いところを友人たちに見せてしまったという恥ずかしさで、泣いてしまいました。

 その頭の片隅で考えていたことは

 「そのガト・オ・ショコラ、とっても美味しいから、捨てないで食べて。」

でした。

 今でもガト・オ・ショコラと聞くと、この苦くて甘い思い出がよみがえってくるのでした。


2017年2月7日火曜日

小学館『Precious』誌

ものすごくご無沙汰しております…。

そして久しぶりのブログ記事は告知でございます。

本日2月7日発売のPrecious誌にイザベル・ボワノのインタビュー記事を載せていただいています。

よろしくお願いいたします!!

プレシャス誌HP

この雑誌のターゲットは30代後半から40代の働く女性らしいですが、普段の自分の身なりやライフスタイルを考えると…。反省です。