2016年6月22日水曜日

Tokyo 私の好きな53のアドレス

 SNSでブログを始めたことをお知らせしたところ、たくさんの方に読んでいただいたようで、ありがたいと思う気持ちと、定期的に更新しなくてはという気持ちが綯交ぜになっている新行内です。

 今日は2015年にフランスの出版社Editions Cambourakisから発売された『Tokyo私の好きな53のアドレス』 (Tokyo Guide subjectif en 53 adresses)をご紹介したいと思います。

 表紙もとても美しいこのガイドブック、私の手元にはないのですが、パリ版と2冊同時に発売されました。パリ版はこちら。http://www.cambourakis.com/spip.php?article582


東京版はフランス語とフランス語のバイリンガル表記になっており(パリ版は英仏)、その日本語訳と、編集のコーディネートを担当させていただきました。
 
 吉祥寺や下北沢など、東京の街を8つのエリアに分け、それぞれのエリアでイザベル自身の足で、目で見つけた53のアドレスを紹介しています。

 黒の線画でお店の外観が描かれており、イザベルのおすすめポイントやショップインフォメーションが2か国語で表記されています。
 
イザベルのひとつひとつのコメントがそのお店への愛にあふれていて、本当に彼女が友人や家族に勧めたいとっておきのアドレスなのだな~と感じます。
 またお店のセレクションがすごい!!実際に行ってみると、独自のカラーのある、でも入りやすくてまた来たくなるようなコージーなお店ばかりなのです。私もこのガイドで知ってからリピートしているお店が何軒もあります。

 日本で出版されているガイドブックの中には、なんとなくカタログのような、広告誌を読んでいるような気分になるものもありますが、まさにその対極にあるガイドブックなのではないかと思います。すごく個人的というのでしょうか・・・。友人に「東京に行くんだったらあのお店が雰囲気よいよ。あとお土産はここがけっこうすてきかも。」みたいなノリで教える、イザベルだけの私的な東京、そんなムードの1冊です。

 実際、掲載されたお店の方にお会いすると、このガイドブック片手に訪れてくるフランス人もいらっしゃるとか。また、このガイドブックを持って東京を巡り、とても楽しかったとのメッセージをいただいたこともあります。
 日本でも販売していましたが、今は売り切れや在庫僅少のところが多いようです。フランス旅行に行ったらこの東京ガイドをお土産にするのもよいかもしれません。

 また、CREA 3月号の東京特集にも、イザベルの選ぶ東京のお店を紹介する記事「東京のすみっこめぐり」が掲載されています。こちらにはうちの次男がちっちゃく登場してたりして。  http://crea.bunshun.jp/articles/-/9694

 近い将来に、イザベルと東京のガイドブックを日本で出版したいと思っています。企画に興味がある方はぜひご連絡くださいませ~。

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